べねるくす

ベルギー、ネーデルラントルクセンブルクベネルクス

そのルクスのとこから今日の旅は始まり。

 

朝は6時前に目覚めた。日本では11時ぐらい?

普段から時間感覚が狂ってるからか、余裕で眠れた。

いつも8時とかに起きてる人は、もっと早くに目覚めちゃうみたい。

朝から身支度をしたり、前日のブログを書いたりして朝食までの時間を過ごす。

写真の整理なんかもスマホの分だけ軽くしてみる。一眼レフの写真は帰国してからゆっくり見ようっと。

 

朝食はビュッフェだけどハムやスクランブルエッグやクロワッサンと、色々あって十分だった。会場は混んでたからバタバタして大変そうだったけどね。

同席した人は個人参加で卒業旅行に来たっていう女の子と、都庁勤めのお兄さんなど。

今回のツアーは個人参加の人が多いみたいだけど、一人で海外ってすごいなと思う。英語も満足に喋れない私としてはすごく羨ましい。

今回は値段も安いツアーだし色んな国を回れるし、参加しやすいのかもしれない。

 

さて集合時間になって、またバスで観光地まで出発。今日はルクセンブルクの旧市街から。

ちょっと空が暗いけど、出発前の天気予報ではずっと雨だったぐらいだから、むしろ豪雨でないのがありがたい。

まずはメインの広場と教会を経由して、この国の元になったという要塞? を見学。

橋がかかっているのだけど、すごい断崖で高低差がかなりある。これは攻めにくいだろうな。

 

その後の自由時間はほとんどないとのことだったけど、お土産を見たりする時間は少し取ってくれたので、またマグネットを探したり。

フランスとは少し違うマカロンがあるってことだったから買ってみた。ホワイトデーも近いことだしね。どんなものか食べるのが楽しみだ。

 

あとは教会の中にも入ることができた。

ステンドグラスがきれいで天井が高くて、やっぱり外とは違う時間が流れている気がする。

珍しくて写真とか色々撮ってしまったけど、やっぱり祈りの時間を過ごすのがあの空間にはふさわしいんだろうな。

お土産に絵葉書も買ってみる。

 

すぐに集合時間になって次はデュルビュイへの道を進む。まさに、デュルビュイは打たれる。

名物の料理やレストランでの注文の仕方やチップのことなんかを添乗員さんがレクチャーしてくれて助かる。

ベルギーはフランス語とオランダ語の圏があるみたい。まず行くのはフランス語圏。ボンジュール! メルシーボークー!

 

デュルビュイはあいにくの雨。でも一通り見物する間は小雨で堪えてくれた。

残念ながらこの季節はほとんどのお店が休業中。楽しみにしてた、たんぽぽジャムのお店も休みで買えずでした。

でもおじさんが座ってる彫像とか、肉屋さんを覗き込んでいる豚の像とか、事前に調べてたものはだいたい見られたので嬉しかったよ。

 

この街は美食の街ということでレストランはたくさん。半分ぐらいは営業していたので、この中から選んで昼食をとることに。

ジャンクフードのお店から高級っぽいレストランまでたくさんあったけど(有名らしいイノシシ亭は改装でお休みでした)、入り口で焚き火をしてたレストランで食事をとることに。

同じツアーの人も後から続々と入ってきたよ。添乗員さんからオススメされたうちのひとつだったから人気があったみたい。

 

メニューも色々で迷ったけど、とりあえずコースメニューを2種類頼んでみた。

ひとつは蟹とかの出汁を使った香辛料の効いたスープと、すごく分厚いステーキのマッシュルームソース添え、あとは大きなサイズのアイスクリーム。

ひとつは海老のコロッケと海鮮の鉄板焼きとフォンダンショコラ

どちらもほんとにボリューミー。それに日本では食べられない味で満足。

全体的に言えることは調理が大味で味が濃厚なこと。あ、でも盛り付けなんかはうまくやってくれていたし繊細とも言えるのかな?

スープも具沢山でしっかり素材の味が出てておいしかったし、ステーキの焼き具合はミディアムにしたけど、分厚すぎて半分に切らないと口に入らないほどだったし、アイスクリームもバニラとストロベリーにホイップとかチョコチップまで振ってくれて。あとはフレンチフライも山盛り出てきて十分満足! てか、よく食べきれたなって感じでした。

コロッケとかも少しもらったけど、フィリングが濃厚ですごい美味しかったよ! あとチョコの本場のベルギーでフォンダンショコラが食べられて感動した。

飲み物はアップルジュースとwit beerでした。ベルギーはビールも有名だね。スーパー8のホワイトだったと思うけど、フルーティーで飲みやすくておいしかったー!

 

お会計を済ませたけど外は雨。集合時間も迫ってたのでそのままバスへ。

ここでは店が開いてなさすぎてお土産も買えなかったのは少し残念だったなー。

余談だけど地元この子供たちなのか引率の先生と一緒に雨の中を走っていて可愛かった。

駐車場の方に行ったから遠足とかなのかな。

 

さてさてバスはデュルビュイをでてブリュッセルに。

今回泊まるホテルはグランプラスの真っ近くのよう。とりあえずホテルにチェックインして、あたりの観光を案内してくれるとのこと。

これまでの観光は田舎ばかりだったけどブリュッセルはかなりの都会。同じヨーロッパとは言っても全然違う!

 

バスが走って車窓から外を眺めていると、ヨーロッパはあまり鉄道が居住地を網羅していないような気がする。

車社会だって言ってたけど、多分ほんとに電車では行けない街がかなりあるんじゃないだろうか。

近くまで行って地元のローカルバスとか、あとはやっぱりレンタカーとか?

日本は、言っても島国だから、だいたいのところに電車が通っていると思うけど、それって実は珍しいことなのかもしれないな。

ほんとに山道! ってところを走っているとぽつぽつと小さな町が見えて、すぐに流れて行く感じ。

教会のものなのか尖塔が目立っていて、宗教との関わりが深いんだろうなと思わされる。

街が見えなくなると放牧地。人っ子ひとり見えない草原を道路が通っていて、そこを駆け抜けて行く。

 

だんだんと都会に近づいていく雰囲気。

大きな建物、カーディーラーかな? が立ち並んで、途切れなく立派な建物が見えてきた。

メトロの駅が見えるあたりからは、なるほどここは都会だ。ブリュッセルの近郊になった。

都内は渋滞しているみたいで私たちのバス、スレスレに地元のバスが割り込んでくる。

トラム? 路面電車なんかもあるみたいで交通の便はよさそう。

大使館や美術館を抜けて、今晩泊まるイビスホテルが見えてきた。

 

チェックインをしてまずは部屋の確認。

今日の部屋は昨日のルクセンブルクより都会的? 同じ系列のホテルだから基本的な構造は変わらないけど、少し部屋が狭くて少し設備がいい。浴室乾燥というか暖房? もついてたり、シャワージェルがラックスだったり。

少し休んでからすぐに集合。添乗員さんに連れられてグランプラスへ。

と、ホテルを出たところで地元のやばい人たちが騒いでる、、、

あ、ほんとに治安の良くないところだ。

クスリでもやってるんじゃないだろうかって笑い声がこだましてたりジプシーの人? が乞食をしてたり、観光地の近くだからか、ここはもうすでにデンジャーゾーン!

ツアーの人たち全員で添乗員さんから離れないように恐る恐る着いて行く。

少し案内をしてもらったら自由解散で各自ご飯を食べてホテルに戻らないと行けないから必死で道順を覚える。

今回はWiFiを持って行ってたから、スマホでホテルの場所とか集合場所を登録できて便利だったな。

逆に、そんな時以外はレストランとかホテルのWiFiで十分に事足りたから、WiFiのレンタルはなくてもなんとかなるような気もする。

 

ブリュッセルはやっぱり都会。建物もほんとにヨーロッパ! て具合にかっこいいし写真を撮りたい欲求が止まらない。

あちこちの路地で止まって目に見えるものをパシャパシャしてると、ついにあの有名なグランプラスに!

有名なとか書いたけど、行くとなって調べるまで知らなかったですけれどね、ええ。

子曰く、世界一の広場だとのことで(いま「世界一の広場」でググったら本当に検索結果の1番に出てきました)、着いたのは夕暮れ時だったのだけどライトアップもされていて本当にすごく綺麗(語彙力)。

四方を豪華な建物に囲まれているのでどこを向いても綺麗(語彙力)。

テンションが上がって写真を撮りまくり。

のどかなところもいいけど、やっぱりこれぞヨーロッパってところに来ると嬉しくなってしまうね。

 

翌日の集合場所、ゴディバを確認して小便小僧のジュリアンくんを観に行く。

思ったよりも小さくて、がっかり名所とか呼ばれてるけど、まあでもこれがあの有名なってことで満足。

近くにはワッフル屋さんとかお土産屋さんとか、あとはベルギービールの店なんかがたくさん。小便小僧の形のチョコレートなんかもあったりですごかったね。

ジュリアンくんは衣装持ちだそうで、各国から送られた服が近くの博物館に飾られているのだとか。今回は行けなかったけど見てみたかったな。

 

そこから夕飯を食べられるレストランを探しに町歩きを再開。ムール貝が有名とのことで、あちこちの店で食べられるみたい。

でも呼び込みがすごすぎて尻込みしてしまう。先頭を歩く添乗員さんに食べていかないかと、かなり強引な呼び込み。しかし添乗員さんは無視! 看板を見ながらメニューや値段の相場なんかを教えてくれつつ、呼び込みは一向に相手にしない。

日本でも治安の良くないところでは呼び込みがあるけど、やっぱり無視してずんずん行くのが正解なんだな。

そういったところに着いて行ってしまうと、時価のオマールエビなんかを食べさせられてしまうこともあるそうで、50€とか払わされることもあるみたい。

なるべく信用のおける店でってことで、あちこちにチェーン店も出している有名なレオンでムール貝の夕食をしました。

鍋いっぱいのムール貝と、きっとあまり食べられないだろうってことでサラダを頼んでシェア。飲み物はレオンのオリジナルビアとオレンジジュースだったかな。

ムール貝は、うんまあ、おいしかったかなってところ。ほんとにたくさんびっくりするぐらい出てくるから、初めは良くてもだんだん食べ飽きてきちゃう。

パンとかフレンチフライもついてくるから、それもムール貝のだしに浸して食べて、むしゃむしゃと完食。貝そのものよりもだしがおいしかったかな。

サラダもレオンのオリジナルを頼むと、何かのフライが乗ったペッパーのきいたドレッシングがかかったものが出てきたよ。

ビールを飲みながら食べるにはいい感じだね。

でもこの店は日本人に人気みたいで、並びのソファはみんな日本人を含むグループだったよ。

海外だし日本語は通じないけど、わりと安心して食事できたな。

ウェイターさんも陽気な感じで楽しくディナー終了。確かこの時点で20時過ぎぐらい? 他の街と違って、都会のブリュッセルは遅くまでいろんな店がやってるアンド観光客もたくさん歩き回ってる。

 

さっきは少し混雑していたので、もう一度小便小僧のところに戻って記念のメダルなんかを買う。

お土産やさんもあちこち冷やかしたけど、まだ明日もフリータイムがあるからと思ってスルー。地元のカルフール系列のスーパーに入ってベルギービールを買ってからホテルに向かいました。

でも翌日はあまりお土産に時間が割けなかったから、この時に何か買っておけばよかったかな。

 

ベルギービールは地元のお店だと安くて1€と少しぐらい。

ヨーロッパってなんでかお酒が安いね。ジュースを頼んでも同じぐらい、水を頼んでも同じぐらいだから、だいたいお酒を頼んじゃう。

 

ホテルに戻ると疲れがたまっていたのかベッドに倒れていつの間にか寝てしまったよ。

時差ボケの関係かわからないけど朝の4時ごろに目が覚めたから、それまでノンストップでお休みでした。

 

そんなこんなの2日目? ヨーロッパの賑やかなところも楽しんで、また次の日が楽しみになりました。

フリータイムは美術館に行きたいな。わくわく。