ベルギーの美術館は最高!

さて昨日のつづきで、いつの間にか寝てしまって起きたのは朝4時ぐらい。

シャワーを浴びたり身支度をして、買ってきたビールを飲みながらブログをちまちま書いていると、夜も開けて朝の光が差し込んできた。

泊まっていたホテルはビルの立ち並ぶところで遠くは見渡せなかったけど、その合間から見える空がどんどん明るくなる。

天気は良さそう。素晴らしい。

今回は雨だと思っていたのに嬉しい予想外だな。きっと晴れ男か晴れ女がいるのかもな、ツアーの参加者に。てか私かも? わからないけど。

 

朝食は6:30から7:00か、7:30以降ってことだったけど荷物の整理なんかをしてると8時前に。

のんびりホテルの0階に降って今日のビュッフェを物色。

荷物を預けてさっそく町の散策に。

朝はブリュッセルも危険な感じは全くなくて清々しい。

グランプラスを通って、目当ての王立美術館に。

この美術館は本当にすごかった。

館内は撮影も自由にできるし、それこそ息がかかるほど近くまで寄って鑑賞することもできる。海外ではそれが普通なのかもしれないけど、感動する。

いろんな展示があるけど、ブリューゲルルーベンスクラーナハなんかの大作が当たり前のように飾っている。

課外活動なのか子どもたちの群れがいたけれど、それ以外の人はまばら。天井まで届きそうな大きなルーベンスの絵の前に陣取って絵画を独り占めできるなんて、夢のよう。

自由時間があまりないのが悔やまれるけど、できるだけたくさんの作品を見て、ミュージアムショップにも寄って、帰りはグランプラスの待ち合わせ場所まで直行。

なんとかぎりぎりで間に合った。とか言いながら、ブリュッセルのマグネットは買い忘れず。

 

集まってからは昼食が名物のカルボナード。

これは牛肉の煮込み? なのだけど、ちょっと肉が固かったりで残念。

でも一緒に飲んだレッフェのブロンドビールがおいしかったー。

 

昼食後はブルージュへバス移動。

ブルージュブリュッセルと違って田舎の観光地という雰囲気。ここで驚いたのは街中を普通に馬車が走っていること。

観光馬車なんだけど、カポカポと蹄の音が聞こえたかと思うと馬車が通って行くのは新鮮で面白い!

ヨーロッパの街は石畳だから余計に音が響くんだろうな。

 

ホテルにチェックインしたあとは町の散策に。

この日は夕飯も自由だから、何を食べるかも考えないと。

色々と案内しながら添乗員さんが歩いてくれるのだけど、稼働していないかもって言ってたボートが営業時間ギリギリで乗れそうだとのこと。

16:30が最終便とのことで、何人かはそこで添乗員さんと別れてボートに乗ることに。

私もそちらに混ぜてもらって30分のクルーズへ。

面白かったのは船内で名所をアナウンスしてくれるのだけど、フランス語や映画の後に日本語のアナウンスまであったこと!

おかげで町の歴史やなんかを知りながら橋の下を何度もくぐり抜ける船の旅が楽しめました。

最後に船を降りる時にはアナウンスでチップをお願いしますとの音声が入るのはご愛嬌。もちろんお礼とともに渡して笑顔で船を後にしました。

 

田舎の街ということでスーパーも18:30には閉店するとか、お土産屋さんも遅くまではやっていないとか、急いで色々と見回ったけど、お土産も買えたし名所もボートからと地上からと両方見られたし、うまく回れたかな。

工事をしていた教会にミケランジェロの像があるとかで、それを見られなかったことは残念でした。ポストカードだけ買えたけど、いつか見にこられるといいな。

夕食はお肉が続いたこともあって軽く食べられそうなものってことでスーパーで惣菜を買うことに。

サラダとかサンドウィッチ。あとは生ハムやチーズを買ってホテルの部屋で食べました。あ、もちろんベルギービールも忘れずに。

 

買った食料は一度ホテルに置いてから、夕景のブルージュを再び散策。

ホテルの裏手がすぐに賑やかな広場になっていて少し歩くだけで芸術のような街並みが。

自然物は陽の光の中が良いけど、人工物であるヨーロッパの街並みなんかはライトアップされた夕景も負けないぐらいに美しい。

写真をパシャパシャ撮っていると台湾人? の女の子たちに声をかけられて写真を撮ってあげたり、馬車が集まってきて3台ぐらい並んだのをカメラにおさめたり、なんだかのどかな良いところだなあってしみじみしてしまう。

 

添乗員さんからもらったマップに「写真スポット」なる文字を見つけて、広場から移動してみることに。

さっきはボートで途中から抜けてしまったから話をかけていないんだ。

でも見渡す限り素敵なこの街にどんなスポットがあるんだろうと向かってみると、欧米系の観光客の人たちが三脚まで立てて撮影している。

近づいてみると、、たしかにこれはすごい。

ブルージュはベルギーのヴェネツィアと言われている水の都なんだけれど、そこは水路がライトアップされた街並みを写した絵画のような風景でした。

これはすごいねってことで一緒になって写真を撮っていると、邪魔になったと思ったのか前にいたお姉さんが三脚を避けて最前列から写真を撮らせてくれた。優しい。

たくさんシャッターを下ろして満喫したころには時間も遅くなっていたのでぷらぷらとホテルへの道を戻りました。

 

さて今日の宿はマーチンズホテル。このホテルは珍しく浴槽があったのでお湯をためてのんびり湯浴み。やっぱり日本人的にはお風呂に入れると元気になるな。

昨日まで泊まったイビスホテルと比べると今日の宿はランクが上みたいで、アメニティも多かったりして良い感じ。

でもまあ安宿でもそんなに問題はないんだけどね。ともあれ観光地に近いことと浴槽は本当に良かった!

 

お風呂に入って、ごはんを食べて寝たんだけど、、

ヨーロッパの惣菜って量がすごいので注意だね。日本と同じ感覚で買うと全然食べきれないよ、、

夕飯と、次の日の朝も使って食べきったけどなかなか大変だったから量を考えないとね。

でもサラダとかすごい美味しかったな。あとペシェのベルギービールもおいしかった! アルコールも2.5%ぐらいですごく飲みやすい。

そんなこんなで3日目かな。ブリュッセルブルージュの1日は終わったのでした。